台北MRT駅大分析「北門駅」
皆さん、こんにちは!今日はMRT松山新店線の「北門駅」を紹介します。台北駅や西門町まで徒歩5分程度と抜群の立地条件でありながら、家賃は結構安めなので、コスパがよくお薦めのエリアです。新しくできた駅のため、知名度は低いですが、駅周辺に必要最低限のものは揃っていますし、少し足を伸ばせば、ショッピングモールやグルメ街、映画館への悪エスも容易で、予算と利便性を両立できる数少ない駅の1つです。北門には、松山新店線の他に、桃園空港線も走っています。海外出張などで、よく空港を利用される方にも、いいかもしれませんね。それでは、さっそく、周辺を探索していきましょう!!!駅から徒歩5分圏内のエリアを紹介します!
【PAPAGOスタッフのお薦め度ランク♪(★5つが満点です)】
・家賃:★★★★(台北駅や西門町に近い割に、家賃は安い)
・治安:★★(外国人労働者なども多く、少し注意は必要)
・食費:★★★★★(ローカルフードが中心だが、信じられないくらい安い)
・生活:★★★★(繁華街まで徒歩圏内、スーパーが遠いのが欠点か…)
・エンタメ:★★★★(台北駅と西門町に出れば、主要なエンタメは大体楽しめる)
・日本語:★★★(台北駅と西門町に出れば、よく通じるが北門自体はイマイチか)
・日本食:★★★(台北駅と西門町に出れば、駅から5分圏内にはあまりない)
北門駅は、台北駅と西門町駅のちょうど中間地点に位置しています。2番出口をでて左側が西門町、右側が台北駅になります。どちらも徒歩すぐにアクセスでき、駅を出ると台北駅のランドマークである三越ビルがすぐ見えます。北門駅から、桃園空港線の台北駅は徒歩1分と2つの線が使えるのも魅力です。桃園空港線の正式な駅名は「台北駅」となっていますが、実際は北門駅の方が近いですね。この辺りは、古くからのエリアで、至る所に歴史的な建造物があります。台北博物館や台北郵便局は、日本統治時代に建てられた建物を大事に保存して使われています。
北門駅は、実は台湾人にとってもあまりメジャーな駅ではありません。抜群の立地条件ながら、わざわざこの駅を訪れる人があまり多くない理由は、マニアックなお店が多いためです。
専門店が集中しており、何度も何度も訪れる人が多い半面、大抵の人にはあまり用がないお店が多いです。写真は左から、容器・計測器・玉・ぼうし・ねいぐるみ・ネックレレスの専門店です。う~ん、わざわざ専門店に行かないでも、他で買えばいいのではと思ってしまいますが、専門店でなければ買えないものが、たくさんあるんだと思います。
このエリアは古くからの問屋街としても知られており、「台北後駅ショッピングエリア」という名称がついています。大通り沿いに多くのお店が並んでいますが、華やかな東区や信義エリアとは異なり、商品は若干高年齢層向けのものが中心のようです。
実は、この問屋街エリアの魅力は、大通り沿いではなく、小路にあります。家賃の高い大通り沿いを避けて、小路に店舗を構えているお店は結構、面白い商品を扱っており、見ているだけでも楽しいです。韓国から輸入したピアスの専門店、携帯ケースの専門店、輸入食品の専門店など。あまりガイドブックでは紹介されていないようですが、安くて品揃えがいいので、観光で来られる方にもお薦めです!携帯ケースなんかは、日本よりずっと安い価格で購入することが出来ますよ!
食事はローカルのレストランが点々としていますが、一番お世話になるは台北地下街にあるグルメ街ではないでしょうか?たくさんのお店があり、とにかくコスパがいいです。ピザや、チャーハンなどが60元(約200円)で食べれてしまいます。この値段で食事がとれる場所は、今や台北ではほとんどないのではないでしょうか…。味もそこそこ美味しいですよ。
地下街には、レストランの他にも色々なお店が入っています。郵便局や、100元カット、東南アジアの食品を扱うスーパーなど。「E‐JAPAN」という日本の食品を扱うお店もあります。定期的に日本各地の物産を販売しており、この時は沖縄展を開催していました。食品のみならず、メイド喫茶まで日本から輸入しているようです…。
住宅の方ですが、下町エリアということもあり、築年数の古い建物が中心です。最近は建て替えの需要もあり、タワーマンションも増えてきてはいますが、北門に住む場合はローカルなアパートを中心とした選択肢になると思います。古い建物が並ぶ小路にこそ、この北門の魅力が詰まっていますね。
皆さん、如何でしたでしょうか?この記事をみて、北門駅エリアに住みたいと思った方は、↓↓↓コチラの北門駅物件一覧をご覧ください。