こんにちは!皆さんは自炊派ですか?外食派ですか?
台湾には、安くて美味しいものが沢山あるので、外食派の人も多いと思いますが、やはり日本食が食べたくなったり、栄養のバランスも気になる所ですよね。
最近は、大戸屋や・くら寿司・やよい軒・とんかつ杏子など、和食のチェーンも多く進出してきていますが、お値段が高く、毎日となると、お財布にちょっと厳しいところです。
そんな時は、やっぱり自炊!自炊をすれば、費用を抑えて、栄養バランスの取れた食事をすることが出来ます!そして、自炊と言えば、食材購入が必須になります...。
と言うことで、今回は台湾の食材買い出し事情をレポートしていきます!
このコラムを読んで頂ければ、どこで食材を買い出しのがいいのかよく理解いして頂けるかと思います。
まずは、台湾で生鮮食品が買える場所は大きく分けて、「スーパーマーケット」・「量販店」・「伝統市場」の3つに分かれます。街角の露店や一部のコンビニでも、生鮮食品を購入できますが、こちらは少数派。まずは、この3種類をを詳しく見ていきましょう!
日本同様、台湾でも一番メジャーなのがスーパーです。昔は、伝統市場の方がニーズがありましたが、時代の流れか若い人はスーパーで買い物をする人が多くなっています。清潔感があり、24時間営業のところが多いのが人気の理由です。
有名どころは、全聯超市(全聯スーパー)・カルフール(Welcomeスーパーがカルフールに売却されました)・Jasons Market Place(ジェイソンズ)のなど。特に、全聯は、ほぼすべての駅に店舗があるため、どこに住んでも必ずお世話になるかと思います。お値段は、全聯>カルフール>Jasonsの順。特にJasonsはかなりの高級志向で、日本でいう所の成城石井に当たります。
全聯 | カルフール | Jasons | |
資本 | 台湾 | フランス(香港系を買収) | 香港 |
イメージカラー | 青 | オレンジ | 緑 |
店舗数 | 非常に多い | 多い | 少ない |
お値段 | 安い | 普通 | 高い |
日本輸入食品 | 少ない | 普通 | 多い |
一言 | 庶民の味方。安くて品揃え豊富。 | 適正価格で、輸入食品も手に入る。 | 輸入食品ならココ!ただし生鮮食品はコスパ悪い。 |
台湾でも、日本と同様、COSTCO(コストコ、好市多)が大ブーム。会員になり、週末は家族や友人たちと買い出しに行く人が増えており、店内はいつも大混雑しています。アメリカ資本のコストコに対抗するのが、フランス資本のカルフールです(カルフールは、スーパーの頂好を買収したのでスーパーと大型量販店の2つの形態を持っています)。日本では撤退してしまいましたが、台湾だと店舗数で、カルフールがコストコを圧倒しています。そしてそこに台湾資本の愛買(アイマート)と大潤発(RTマート)が加わり、四大量販店を成しています。
量販店の特徴は、スーパーより安く(勿論モノによる)、品ぞろえがいい点です。ただし、店舗数が少なく、店内も広いため、ちょっとした買い物には不向きです。1人暮らしの場合は、初めはお世話になりますが、その後の買い物はスーパーが中心になるかもしれませんね。
COSTCO | カルフール | 愛買 | 大潤發 | |
資本 | アメリカ | フランス | 台湾 | 台湾 |
店舗数 | 少ない | 普通 | 普通 | 普通 |
お値段 | 安い | 普通 | 普通 | 安い |
日本輸入食品 | 普通 | 普通 | 少ない | 少ない |
一言 | 会員になれば激安!ただ量が多い。 | 超大型スーパーのイメージ。 | 地元系の食材が多い。 | コストコレベルの安さで会員加入不要。 |
伝統市場は今も庶民の交流の場として市内のあちこちに残っています。数は少なくなりましたが、それでも中高齢層を中心に支持されています。鶏まるまる1羽や、カエル肉などスーパーでは手に入らないような食材を手に入れることが出来ます。またお値段も比較的安めで、さらには値引き交渉が出来るのが嬉しいポイント。また食材だけでなく、洋服やDVDなども売っています。有名どころは、台北だと中山市場・松江市場・建国市場など。
我々外国人からすると、地元の店主と色々話をしたり、値引き交渉の駆け引きをしたりするのも、とても貴重な体験になります。特に、中国語を勉強しに来ている留学生は、伝統市場に足を運び、勉強した中国語を使うことをお薦めします!
如何でしたでしょうか?台湾で食材を購入される際にはぜひ参考にしてみてくださいね! ※文中の写真の一部は、オフィシャルサイトよりお借りしています。