プロのカウンセラーからのアドバイスを聞きたいという方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。お問い合わせは、お問合せフォーム・メール・LINE・スカイプにて承っております。
   【営業時間平日10:00~19:00(日本時間)】
台湾・台北賃貸物件、台北アパート・台北オフィスはPAPAGOお部屋探し支援室まで。 学生さん向けの格安物件からファミリー向け、短期可物件等、不動産情報満載
台北賃貸物件なら、お任せください! PAPAGOお部屋探し支援室
papago.heya@onelinecst.com.tw
+886-2-25111415 | +886-988701713(日本語可)
@yuf5643k papago.heya
 

不動産取引業協会会員番号:1050402      宅地建物取引主任者:孫建中【登録番号:北市經證第01009號】

PAPAGOの台湾不動産関連コラム

日本と台湾における賃貸契約の商習慣の違い

2019-09-04

一言で、賃貸契約と言っても、日本と台湾ではいくつかの違いがあります。どんな違いがあるのでしょうか?簡潔に表現すれば、日本は「慎重さを重視」し、台湾は「スピードを重視」すると言ったところになります。この台湾における「スピード」というのが厄介で、弊社のお客様でも台湾のスピード感に戸惑いを覚える方が少なくありません。しかしながら、このスピード感に慣れて頂かないと、いい物件を他のお客様(特に台湾の方)に取られてしまい、中々、契約までたどり着くことが出来ないのが現状です。そのため、台湾でお部屋探しをする際には、まずこのスピード感を頭に入れておく必要があります!

 

以下が、日本と台湾の賃貸契約の流れと、それぞれの手続きにかかる期間の比較表です。

 

 

手続き

日本

台湾

1.物件探し&内見

1日~数週間(お客様のニーズに合わせて)

2.お申込み(仮押さえ)

30分~1

30

3.入居審査

3日~1週間

30

4.契約及び支払い

1週間程度

5.入居手続き

1時間

1時間

 

問題は、3「入居審査」と4「契約」です。日本では10日~2週間程度かかるものが、台湾では合わせてわずか30分程度で終わってしまうのです。日本では、在職証明や残高証明を提出し、保証人を付けて、慎重に審査を行いますが、台湾では身分証明書(外国人の場合はパスポートか居留証)を参照し、簡単なヒアリングを行うだけなので審査が非常に速いです。審査を簡潔的に終わらせて、借主が家賃を払えないなどのトラブルが後々発生しても、それは大家さんの自己責任という考え方です。さらには敷金や1カ月目の家賃もその場で現金払いやその日のうちに振込と言うのが普通というのも驚きです。

 

このような状況下では、例えば、午後に内見したお部屋が気に入ったので、夕方に大家さんに契約をしたい旨を伝えたら、すでにその間に他のお客様との入居審査及び契約が終わっていたなんてことも良く起こります。日本人の方はこのスピード感にびっくりされるかもしれませんが、これが台湾の賃貸市場の実情なのです。

 

日本人の感覚からすると、不安を覚えるかもしれませんが、こればかりは郷に入れば郷に従えと言うしかありません。もし、気に入ったお部屋があれば、ゆっくり考えたいお気持ちはよく分かります!しかしながら、台湾の部屋探しはそのスピード感を理解し、台湾人の負けない判断力を持つことこそが、いいお部屋をゲットする秘訣なのです!