台湾は、今空前の不動産バブルです。近年、中国と台湾の経済関係が親密に成ってきたことをうけて、中国からの不動産投資が加速し、毎年、2ケタ台のペースで、不動産価格が上がり続けています。台湾では、外国人の不動産投資には、従来からさまざまな規制がありましたが、現在では、非居住者であっても自由に台湾不動産を売買できるようになりましたので、日本人でも気軽に買うことが出来ます。
不動産売買の流れは、日本の場合とほぼ同じですが、手付金を支払った後に、中間金を数回に分けて支払い、増値税の納税後に所有権移転するという独特の手続きを踏みます。日本と同様、通常の物件売買には土地と建物の所有権が含まれます。
お値段の方は、バブルの影響もあり、かなり高めです。台北市内だと1坪(約3.3平方メートル)あたり50~100万台湾ドルしますので、平均的なレートで換算しても、1平方メートルあたり50~100万円程度と東京とさしてかわりない値段です。台湾の物価を考えると、かなり高いため、多くの人は、自宅用か、キャピタルゲインを狙った投資目的で購入してます。物件費用とは別に、諸費用として、物件価格の約7.26%~9.3%が必要になります。不動産購入時にかかる経費は、「契税(契約税)」、「印紙税」、公証費用、仲介費用があります。
項目 | 内容 | 金額 | 支払い期日 |
手付金支払い | 物件の購入が決まった時点で予約金として支払う | 総額の1~10% | 一般的には支払いから30日有効 |
売買契約 | 売主と契約を結んだ時点で、支払う | 総額の10% | 契約後7日間が目安 |
登記書類の 準備、申請 |
司法書士が作成した登記及び税務申請書類に署名捺印した時点で、契約金として支払う | 総額の10% | 捺印後、15日間が目安 |
増値税の納付 | 売主は増値税、買主は契約税の支払い完了後、売り主に支払う | 総額の10% | 数日間が目安 |
所有権の移転完了・引渡 | 買主は残金の決済を行い、売主は物件の引渡しを行う。 | 残額 |
お部屋のタイプ | 2DK |
住所 | 台北市文山區萬美街二段2巷 |
最寄り駅 | 地下鉄萬芳醫院駅まで徒歩15分程度 |
価格 | 1098万台湾ドル |
坪数 | 16.25坪(約54㎡) |
近くのスポット | 萬芳醫院・萬芳九号公園 |
コメント | リフォーム済みで、お手軽な物件です。住宅地にあるので、スーパーなども近く便利です。病院も近いので、これから少子高齢化が進んでいる中では、投資価値のある物件です。 |
お部屋のタイプ | 2DK(駐車場付) |
住所 | 台北市信義區文昌街 |
最寄り駅 | 地下鉄国父記念館駅・大安駅まで徒歩15分程度 |
価格 | 2880万台湾ドル |
坪数 | 23.25坪(約77㎡)※駐車場別途 |
近くのスポット | 101ショッピングエリア・国父記念館・伝統市場・ナイトマーケット |
コメント | 台北の超一等地に位置する物件です。近いうちに地下鉄の開通も予定されており、今後ますます値上がりが期待できる投資物件です。 |
お部屋のタイプ | 3LDK |
住所 | 台北市大安區忠孝東路四段248巷 |
最寄り駅 | 地下鉄国父記念館駅・大安駅まで徒歩15分程度 |
価格 | 5980万台湾ドル |
坪数 | 49.9坪(約158㎡) |
近くのスポット | 東区ショッピングエリア・101ショッピングエリア・SOGO・BREEZE CENTER・阪急百貨店・国父記念館・伝統市場・ナイトマーケット |
コメント | 台湾で一番、エレガントな地区である仁愛路と大安路の近くに位置する物件です。近年地下鉄ができるため、101エリアに1駅でいける最高のロケーションです。 |