「台湾に留学したい。でも費用をいくら用意すればいいのか分からない。」と言う方は少なくないと思います。そんな方々のために、台湾での語学留学にかかる費用について、徹底解説をしていきます!
今回は、ごく一般的な留学生向けのモデルプラン(スタンダードモデル)を1年と半年の2パターンに分けてご紹介いたします。無駄な費用は抑えつつも、しっかりと勉強をして、文化体験や旅行なども適度に楽しむことができるプランで、弊社も推奨するプランです。
※本プランは、台北の市内の一等地に位置する中国語センターで、就学することを前提にしています。英語留学をする場合や、郊外・地方都市での留学は別プランをご参照ください。
出発前にかかる費用 (日本円) |
航空券(往復) |
50,000円(平均値) |
海外留学保険 |
200,000円(任意) |
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ビザ申請費 |
5,300円(シングル) |
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日本円合計 |
255,300円 |
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台湾でかかる費用 (台湾元) |
学費① |
100,000元(25,000元/学期) |
居住費② |
180,000元(15,000元/月) |
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敷金③ |
30,000元(家賃2ヶ月分)※返金可 |
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水費・光熱費④ |
12,000元(1,000元/月) |
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食費⑤ |
180,000元(15,000元/月) |
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生活費⑥ |
60,000元(5,000元/月) |
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娯楽費⑦ |
60,000元(5,000元/月) |
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台湾ドル合計 |
622,000元(約275万円) |
※【レート】日本円:台湾ドル=1:0.23
出発前にかかる費用と台湾でかかる費用を合計すると年間で約300万円となります。このうち敷金は返金されるため、実際にはもう少し安くなります。以下、各項目について説明を加えさせて頂きます。
① 学費
台北市内の私立大学付属の中国語センターを想定しています。代表的な学校としては、淡江大学や文化大学が挙げられます。平日毎日3時間のクラスの他に、文化体験クラスも不定期に開催されます。この2校は、立地がよく、住居先から徒歩でも登校できるため、交通費を節約できます。なお、1学期は3か月制となっています。
② 居住費
学校まで徒歩圏内、駅近の学生向けワンルームの相場です。建物の築年数は少し古いですが、室内はリフォームされており、きれいです。一等地に位置するため生活に便利で、治安面も安心のエリアです。
↑このような学校まで徒歩でいける小奇麗なワンルームになります。
③ 敷金
保証金であり、退去時に、室内設備に損害がなければ全額返金されます。損害補償の基準は日本ほど厳しくはありませんので、9割以上戻ることが殆どです。留学費用の中で、唯一返金がされる項目です。
④ 水道・光熱費
台湾は水道代が安いので、主に電気代での支出となります。特にエアコンの使用状況により、電気代は大きくことなります。エアコンを使わない春秋は月500元程度と安く、エアコンをよく使う夏冬は月1500元程度、年平均1000元として計算をしています。
⑤ 食費
1日平均500元程度です。普段は台湾の食堂でご飯を食べて、2~3日に一度は、日本食やイタリアンなど少しお値段がするものを食べるイメージです。台湾にはスシローや大戸屋と言ったお店も進出しているので、たまの気晴らしに食べてみるのもいいと思います。栄養も偏らずバランスの良い食事が出来、ドリンクスタンドなども頻繁に利用できます。
↑台湾の一般的な食事で1食80~120元程度です。
⑥ 生活費
通信費や生活必需品(洗剤、シャンプー、トイレットペーパーなど)の買い物にかかる費用です。必要に応じて、洋服や寝具などを購入する費用も含まれています。
⑦ 娯楽費
放課後に、クラスメートたちとカフェや映画、カラオケなどに行き、1~2か月に一度、台中・台南・新
竹・花蓮などに国内旅行(場所により1泊2日か日帰り)に出かけることを想定しています。
※以上の費用に加えて、弊社へのサポート依頼料(語学申請代行、お部屋探し、保険サポートなど)として、5万~10万円程度を別途、お見積もりください。
半年の場合は、基本的には一部の費用を除いては1年間の半額になります。単純には半分にならない費用は以下の通りです。
〇航空券…1年オープンと半年オープンの場合は少し半年の方が安くなりますが、LCCなどの場合は1年と半年では違いはほぼありません。
〇海外留学保険…1年間のうち後半の半年は台湾の留学保険に加入できるので、単純には半分にはならず、日本の会社で保険に加入するはじめの半年の方が高くなります。
〇ビザ申請費…半年でも1年でもビザの費用は同じです。
〇住居費…半年契約と1年契約では1月あたりの家賃に差が出ます。半年契約の方が1年契約に比べ、月当たり20%程度家賃が高くなる傾向にあります。
以上を踏まえて、半年間の予算票を作成すると以下のようになります。
出発前にかかる費用 (日本円) |
航空券(往復) |
50,000円(平均値) |
海外留学保険 |
140,000円(任意) |
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ビザ申請費 |
5,300円(シングル) |
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日本円合計 |
195,300円 |
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台湾でかかる費用 (台湾元) |
学費① |
50,000元(25,000元/学期) |
居住費② |
108,000元(18,000元/月) |
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敷金③ |
36,000元(家賃2ヶ月分)※返金可 |
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水費・光熱費④ |
6,000元(1,000元/月) |
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食費⑤ |
90,000元(15,000元/月) |
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生活費⑥ |
30,000元(5,000元/月) |
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娯楽費⑦ |
30,000元(5,000元/月) |
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台湾ドル合計 |
350,000元(約155万円) |
※【レート】日本円:台湾ドル=1:0.23
出発前にかかる費用と台湾でかかる費用を合計すると年間で約175万円となります。同じく、このうち敷金は返金されるため、実際にはもう少し安くなります。また、以上の費用に加えて、弊社へのサポート依頼料(語学申請代行、お部屋探し、保険サポートなど)として、5万~10万円程度を別途、お見積もりください。
より詳しい情報は、PAPAGO台湾留学支援室のサイトをご覧ください。