台湾語学留学に必要な費用を徹底解説②(節約プラン編)
前回のコラムでは、一般的な留学に必要な費用をスタンダードプランと称し、紹介しました。スタンダードプランの場合は、1年間の留学で約300万円、半年間の留学で約155万円の費用が必要となる計算でした。(レートは日本円:台湾ドル=1:0.23を想定)
台湾語学留学に必要な費用を徹底解説①(スタンダートプラン編)のコラムはこちら↓↓↓
https://www.papago-taiwanheya.com/column/detail/39
そこで、今回のコラムでは、予算を抑えつつ、極力、留学のクオリティは落とさない節約プランをご紹介します。きっちりと節約をすることで、スタンダードプランに比べて3割以上、総費用を抑えることできるようになります。
※本プランは、台北の郊外に位置する中国語センターで、就学・入寮することを前提にしています。英語留学をする場合や、郊外・地方都市での留学は別プランをご参照ください。
出発前にかかる費用 (日本円) |
航空券(往復) |
50,000円(平均値) |
海外留学保険 |
200,000円(任意) |
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ビザ申請費 |
5,300円(シングル) |
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日本円合計 |
255,300円 |
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台湾でかかる費用 (台湾元) |
学費① |
120,000元(30,000元/学期) |
居住費② |
66,000元(約5,500元/月) |
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敷金③ |
2,000元 ※返金可 |
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水費・光熱費④ |
3,000元(250元/月) |
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食費⑤ |
120,000元(10,000元/月) |
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生活費⑥ |
36,000元(3,000元/月) |
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娯楽費⑦ |
30,000元(2,500元/月) |
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台湾元合計 |
372,000元(約165万円) |
※【レート】日本円:台湾ドル=1:0.23
出発前にかかる費用と台湾でかかる費用を合計すると年間で約200万円弱となります。スタンダードプランに比べて100万円もの節約ができます。以下、各項目について説明を加えさせて頂きます。
① 学費
台北市内で学生寮付きの中国語センターは、それほど多くありません。代表的な所では、東呉大学中国語センター、輔仁大学中国語センター、銘傳大学中国語センターの3校がありますが、今回は、東呉大学中国語センターを例にあげることにします。東呉大学中国語センターでは、平日毎日3時間のクラスの他に、文化体験クラスも不定期に開催されます。なお、1学期は3か月制となっています。
① 居住費
月5500元の学生寮は、ドミトリータイプの4人部屋となっており、バス・トイレは室外に共用のものがあります。2人部屋(室内にバス・トイレ付き)もありますが、寮費は高めで空き部屋も多くないため、ここでは割愛します。学生寮は語学センターと同じ建物にあるため、交通費はかかりません。キャンパス内には食堂やコンビニもあるので、生活には事足ります。バスで10分くらいのところに大型スーパーがあるので、1~2週間に一度、買い出しに行く学生が多いです。なお、学生寮はどの学校も安く、1年間を通しても数万円の差しか出ません。
寮は空室に限りがあるので、お早めに準備することをおすすめしております。
① 敷金
保証金であり、退去時に、室内設備に損害がなければ全額返金されます。アパートの敷金が家賃2か月分と高額なことを考えると寮の保証金はかなり安くすみます。最終的に戻ってくる費用とは言え、長い間、使えないお金になってしまうので、安いに越したことはないですね。保証金を取らない寮もあります。留学費用の中で、唯一返金がされる項目です。
② 水道・光熱費
水道代は基本的に寮費に含まれます。電気代での支出となります。特にエアコンの使用状況により、電気代は大きく異なります。エアコンを使わない春秋冬は月500元程度と安く、エアコンをよく使う夏は月1500元程度です。さらに、部屋の人数で料金が分担されるので、平均毎月250元として計算をしています。
③ 食費
1日平均300元程度です。基本は学校の学食(一食100元以下に収まります)を食べて、休みの日に市内のレストランで少しお値段が張るものを食べるイメージです。学食と台湾のローカルフードを有効に組み合わせれば、豪華な食事ではないですが、炭水化物に偏らないバランスの良い食生活を送ることが出来ます。台湾料理が中心になりますが、台湾の食生活を知ると言う意味では大切な文化体験になりますね。
① 生活費
通信費や生活必需品(洗剤、シャンプー、トイレットペーパーなど)の買い物にかかる費用です。必要に応じて、寝具などを購入する費用も含まれていますが、洋服、コスメなどの出費は極力抑えるようにしましょう。
② 娯楽費
学校の文化体験や言語交換などの費用のかからない交流が娯楽のメインになります。とはいえ、たまには、クラスメートたちとカフェや映画などに行き、年に2~3回台南や花蓮などに国内旅行(場所により1泊2日か日帰り)に出かけることを想定しています。
※以上の費用に加えて、弊社へのサポート依頼料(語学申請代行、お部屋探し、保険サポートなど)として、5万~10万円程度を別途、お見積もりください。
半年の場合は、基本的には一部の費用を除いては1年間の半額になります。単純には半分にならない費用は以下の通りです。
〇航空券…1年オープンと半年オープンの場合は少し半年の方が安くなりますが、LCCなどの場合は1年と半年では違いはほぼありません。
〇海外留学保険…1年間のうち後半の半年は台湾の留学保険に加入できるので、単純には半分にはならず、日本の会社で保険に加入するはじめの半年の方が高くなります。
〇ビザ申請費…半年でも1年でもビザの費用は同じです。
以上を踏まえて、半年間の予算票を作成すると以下のようになります。
出発前にかかる費用 (日本円) |
航空券(往復) |
50,000円(平均値) |
海外留学保険 |
140,000円(任意) |
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ビザ申請費 |
5,300円(シングル) |
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日本円合計 |
195,300円 |
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台湾でかかる費用 (台湾元) |
学費① |
60,000元(30,000元/学期) |
居住費② |
33,000元(約5,500元/月) |
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敷金③ |
2,000元 ※返金可 |
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水費・光熱費④ |
1,500元(250元/月) |
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食費⑤ |
60,000元(10,000元/月) |
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生活費⑥ |
18,000元(3,000元/月) |
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娯楽費⑦ |
15,000元(2,500元/月) |
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台湾元合計 |
189,500元(約82万円) |
出発前にかかる費用と台湾でかかる費用を合計すると年間で約100万円強となります。
同じく、このうち敷金は返金されるため、実際にはもう少し安くなります。また、以上の費用に加えて、弊社へのサポート依頼料(語学申請代行、お部屋探し、保険サポートなど)として、5万~10万円程度を別途、お見積もりください。
より詳しい情報は、PAPAGO台湾留学支援室のサイトをご覧ください。
https://www.papagotaiwan.com/