台北国際学舎大分析！

台北国際学舎大分析！

皆さんは、「台北国際学舎（台北國際學舍/International House of Taipei）」をご存じでしょうか。1957年に設立された非常に歴史のある社団法人運営の学生寮です。今まで2万人以上の学生たちを受け入れてきた実績があり、正に台湾の学生寮の先駆けと言える存在です。

 

知名度が高く、各教育機関のサイトなどでも紹介されているため、これから台湾で留学やワーホリを考えている方の中でも、台北国際学舎を住まいの候補にしている方も多いのではないでしょうか？

とはいえ、実際の寮の様子や周辺環境はどうなのか…気になる方も多いですよね。そこで、今回Papagoのスタッフが実際に国際学舎に行き、調査をしてきたので皆さんにシェアしたいと思います。下記、4点にまとめたのでご覧ください。

〇館内設備と共有施設および入居者向けのサービスについて
〇各お部屋の紹介
〇寮の周辺環境
〇国際学舎に住むメリットとデメリット

 

① 館内設備・共有施設・入居者向けのサービス

★フロント

　　寮に入って、まずフロントがあります。カウンターには常時スタッフがいるので、困ったときにはすぐに相談できます。スタッフさんたちは、留学生慣れしているので、言葉がつたなくても安心です（英語対応あり）。

 

 

 

★デリバリー受け取り場所・国際電話ボックス・郵便

 

国際学舎は山の中に位置しており近くには、飲食店はほぼないため、デリバリーを利用することが必須です。山の下まで降りればレストランがありますが、夜の山道は暗く、遠いので避けた方がよいでしょう。今は使うことはあまりなくなりましたが、昔ながらの公衆電話が残っています。荷物は各部屋にポストがあるほか、カウンターでも代理受取をしてくれるので便利です。

 

 

★バスサービス

 

月曜日から金曜日の朝限定で、国際学舍から各学校（中国語センター）までバスのサービスがあります。前日までにフロントで予約します。値段は20元。各学校までバス1本、乗り換えせずに通えるのはありがたいですね！ただし、帰りの便はないので、帰りは地下鉄とバスを乗り継いで帰る必要があります…（主要な学校から1時間以上かかります）。

 

 

 

（バス時刻表）

 

 

★自動販売機・ラウンジ・卓球台(1階)

  自動販売機では、飲み物の他にカップ麵やお菓子も買えます。ラウンジのソファーで飲み物を飲んで、お菓子を食べてまったりできますね。

 

★バスケットボールコート・広場

 

寮の屋外には、バスケットボールコートと広場があります。また、ネットとラケットを借りてバドミントンもできますよ。運動が好きな方に、ぜひオススメです！

 

 

★共用キッチン(地下1階)

 

お部屋の中での調理はできませんが、代わりに共用キッチンが設置されています。ここには大型の冷蔵庫（共用）もあります。近くにスーパーがあるので、食材を買ってきて自炊するにも便利です。他の学生と同じ冷蔵庫を使いたくないという方には、冷蔵庫のレンタルも可能です。（500台湾ドル/月）

 

※調理器具や食器は貸出していないので、自分で揃えなければなりません。

 

 

★ラウンジ(地下1階)

　　共用キッチンの隣にラウンジがあります。ここでみんなで作ったご飯を食べたり、おしゃべりしたり、テレビを見てくつろげます。交流の場でもあり、様々な国籍の学生と友達になれるチャンスです！

※コロナ防疫期間中は交流などの活動は控えるように指示が出ています。

 

★会議室・自習室(地下1階)

  会議室を使いたい場合には、事前予約が必要です。自習室はいつでも自由に使えます。WiFiがあるので勉強しやすい環境ですね。

 

★コインランドリー(地下1階)

 

  洗濯機・脱水機・乾燥機が全て揃っています。コインランドリーになっており、以下の料金がかかります。

※料金
・洗濯機…30分20元
・乾燥機…30分10元
・脱水機…1回5元

 

★ジム

  簡単なマシーンが置いてあります。ヨガマットなども無料でレンタルできます！雨の日でも運動したい方は是非ご利用ください。

 

 ★学生1人部屋(バスルーム付き)

 

 

★学生2人部屋(バスルーム付き)

 

 

  学生1人部屋と学生2人部屋の設備はほとんど同じです。各部屋にベランダがあり、台北市の景色を一望できます。ベランダに物干し竿はないのですが、自分でロープを用意すれば洗濯物も干せますね。別途、洗濯物は共有スペースでも干せるのでご安心ください。

 

2.学生1人部屋、学生2人部屋（共用トイレ・バスルーム）

ルームタイプ	(台湾ドル/日)	(台湾ドル/月)	学期プラン(台湾ドル/4.5月)
学生1人部屋	500	9,100	25,000
学生2人部屋	450	7,100	18,000

 

★学生1人部屋(共用バスルーム)

★学生2人部屋(共用バスルーム)※ 学生2人部屋(共用バスルーム)のベッドは2段ベッドです。

 

★共用バスルーム

 

 

3.ゲストルーム（1人部屋、2人部屋）

ルームタイプ	(台湾ドル/日)	(台湾ドル/月)
1人部屋	990	16,000
2人部屋	1400	18,000

 

★1人部屋　※ゲストルームはテレビ・冷蔵庫付きです。

 

★2人部屋　※ゲストルームはテレビ・冷蔵庫付きです。

 

国際学舎宿泊費をまとめると以下のようになります。

※2022年10月15日現在（寮費は随時改定されるのでお問い合わせください）

 

 

  ③寮の周辺環境

 

★七張站（寮までの直通バスが出ている国際学舎の玄関口）

　　台北国際学舎に一番近いMRT駅は“新店区公所駅”ですが、寮までは徒歩で帰るのは難しいため（Ｇｏｏｇｌｅ Ｍａｐでは22分ですが、山道なので実際は40分近くかかります）、学生たちは寮までの直通バスが出ている、“七張駅”をよく利用します。

　　国際学舎に停まるバスは“北新國小”発―緑9線で、バスは寮のすぐ隣に停まるので便利ですが、本数が少ないので、時刻表をチェックしながら行動した方がいいでしょう。

　　七張駅の周辺はとても賑やかです。多くのレストランやお店があり、大型スーパーのカルフールもあるため、寮に返る前に、食事や買い物を済ませるにももってこいです。ゆっくりと出来るカフェなども多いので、終バスぎりぎりまで、七張にいて、終バスで帰る人も多いですね。

七張駅の詳しい情報はこちら→https://papago-taiwanheya.com/recommend_mrt/nearby/61

 

★新店区公所駅周辺(国際学舎の最寄り駅)

  新店区公所駅は国際学舎の最寄り駅ですが、前述の通り、駅から遠いので、利用する人はあまりいません。駅前はそれなりに便利ですが、七張駅の方がずっと栄えており、且つ直通バスもあるので、ほとんどの学生は七張駅を利用して、タクシーや徒歩で帰る時にたまに利用するくらいかもしれません。
新店区公所駅の詳しい情報はこちら→https://papago-taiwanheya.com/recommend_mrt/nearby/63

 

 ★国際学舎周辺

  国際学舎は山の中にあるため、寮の周りには民家がポツポツあるだけで、他は何もありません。以前は、山下のコンビニまで15分ほど歩かないといけませんでしたが、最近は、歩いて5分ほどの場所にスーパーが出来たので利便性が向上しました。しかしそれでも山道を上り下りしなければならないため、特に女性は夜間に出かけるのは避けた方がいいでしょう。体力がない方にも厳しいかもしれません。

国際学舎から、スーパー・コンビニまでの道はこんな感じです。↓

 

④メリットとデメリット

 

ここまで、寮の部屋の様子や周辺環境を紹介してきました。最後に、国際学舎に住むメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。

⭕️メリット（こんな方にお勧め！）

・はじめての台湾で、とりあえずどこに住んだら分からない人

→ワンルームを探したりするより、予約や契約のハードルが低く、ホテルやコンドミニアムより格段に安いのが国際学舎のメリットです。外国人にも優しく、お友達もできやすいので、とりあえずの宿泊先にお勧めです。

 

 

・自然や静かな環境が好きな方

→四方を山に囲まれているので、とにかく静かで、騒音に悩まされることがないです。欧米の留学生には特に人気のある環境です。

 

 

・家賃を安く抑えたい方

→学生部屋の場合は、市内のワンルームに比べてかなり家賃が安いです。特に数か月以内の短期契約の場合は国際学舎より安い宿泊先を探すのは難しいでしょう。ただし立地条件や長期割引がない点などを考慮すると、絶対的に安いとは言えないので、この点は頭に入れておくといいでしょう。

 

 

・短期賃貸を希望する方

→市内のワンルームだと、原則は1年契約、短くても3か月契約を求められるため、１～2か月の宿泊を希望する方にはベストの選択です。もちろん台湾にもマンスリーアパートはありますが、家賃少なくともは国際学舎の3倍以上はするので、予算を押さえたい方は国際学舎の方がベターです。

 

 

・日本人学生が多い

→多国籍な寮ですがその中でも日本人はとりわけ多く、日本語で交流ができるため、はじめての海外暮らしでもホームシックになりにくい環境です。

 

 

・交流機会が豊富、様々な国籍の留学生と友達になれる

→帰ったらおしゃべりできる友達がいて、休日特に予定がなくても寮にいれば人と会うことができます。さみしがり屋さんにはぴったりです。

 

 

・学生専用寮なので安心（語学留学生でもＯＫ）

→原則、学生しかいないので、人間関係は複雑になることがあまりありません。

 

 

❌デメリット（こんな方にはお勧めできない・・・）

・とにかく立地が不便

→国際学舎の最大の難点です。最寄りの駅まで下り約20分、登りは30分以上かかります。スーパーが出来たので利便性は上がりましたが、それでも山道を5分歩く必要があります。バイクや車があればさほど気になりませんが、交通手段がない方にはかなり不便です。（山道なので自転車は使えません）頻繁に都会に出て遊びたい方や都会の暮らしでないと満足できない方にはお勧めできません。

 

 

・終バスが早いので、夜遅くまで遊べない

→11時くらいには七張駅からの終バスがなくなるので、市内で遊んでいる場合は9時半くらいにはお開きにしなければなりません。終バスを逃すと、基本タクシーで帰ることになります（最寄り駅から100～120元くらい）。

 

 

・蚊などの虫が多い

→自然豊かな場所にあるため、蚊や蛾が多く発生します。台湾は1年を通して温かいため、冬でも虫に悩まされるのは難点です。

 

 

・建物の老朽化が進んでいる

→歴史のある寮なので、建物の築年数はかなり古く、設備も老朽化しています。学生寮という感じなので、清潔感を求める方にはお勧めできないかもしれません。

 

 

・治安の心配

→台湾は治安が良く、寮の周辺でも普段大きな問題は起きていません。しかし、前述のように寮の周りには商業施設などがなく、夜道は暗いため、夜間は出歩かないか、出る場合でも複数人で行く方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

国際学舎、いかかでしたか？メリットは多い反面、デメリットもかなりあるので、台湾の住まいで悩まれている方は、まずは短期で自分に合っているかどうか試してみるのもありかなと思います。

PAPAGOお部屋探し支援室では国際学舎のご予約を代行しています。ご予約だけでなく、入居案内や周辺案内なども付いたパッケージとなっています。

☆お得な国際学舎パッケージ☆　　3４,８00円（税等別）

含まれるサービス

・国際学舎の予約代行（全お部屋タイプ対応）

・初日の入居案内（契約書の説明、引渡しのサポート等）

・宿舎の設備案内（使用方法、規定など説明）

・サービスの利用案内（シャトルバス申込方法、備品のレンタル方法等）

・周辺案内（スーパーや地下鉄までの行き方等）

・宿泊期間中の国際学舎スタッフとのコミュニケーションサポート（電話かLINEでの通訳）

・国際学舎が合わない場合の引っ越しのサポート（※カウンセリング及び内見は無料、引っ越し費用別）

※入寮時間が夜間になる場合は提供できないサービスがございます。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました！国際学舎にご興味がある方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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