お客様から、「日本から郵便物を送りたいですが、管理人さんがいない場合、受取はどうしたらいいんですか?」という質問をよくされます。今日は、そのご質問にお答えしていきましょう!
まずはどのタイプの郵送方法なのかがポイントとなります。普通郵便であれば、配達員さんがポストに入れておいてくれるので、何の問題もありません。ここは、日本と同じシステムですね。ただし、学生向けのアパートなどは1つのポストを数人で一緒に利用していることも多く、間違って取られたり、誤って捨てられたりしてしまうリスクも高いので、台湾に郵便物を送るときは、出来る限りEMSやDHLで送ることをお薦めします。
EMSやDHLを利用する場合は、管理人さんがいるかどうかがポイントになってきます。管理人さん常駐のアパート等であれば、郵便物に悩まされることはありません。不在だったとしても、管理人さんが受け取っておいてくれるので、帰宅後、管理人さんから受け取れば問題なしです。荷物が届いたことの通知は、各アパート等により規定が異なりますが、外国人の場合は、規定にかかわらず口頭で通知してくれる場合も多いようです。
さて、面倒になるのは、管理人さんがいない物件に住んでいる方です。この場合は、郵便物を自力で受け取る努力をしなければなりません。管理人さんがいてもいなくても、日本の場合は、配達員さんが部屋の前まで来て、呼び鈴を押してくれますよね?ところが、台湾では、部屋のドアに呼び鈴はついていない物件が多いです。さらには、セキュリティ重視の建物構造のため、自分の部屋に入るまでに、二重三重のドアがあるため、鍵をもっていない配達員さんは部屋の前までくることは不可能なのです。ちなみに管理人さんのいない家は、こんな感じ↓↓↓
1階のドア(第一関門) | 4階のドア(第二関門) | ようやく部屋のドア |
このように1階の鍵と4階の鍵がないと部屋の前にはたどり着けません…。
3.では、どうやって郵便物を受け取ればいいの?
大きく分けて、2つの方法があります。
台湾の電話番号をお持ちの場合は、日本から荷物を送るときに、番号を伝票に書いておいてください。そうすれば、配達員さんが予め配達の時間を、電話で知らせてくれます。その時に不在であれば、都合のいい時間帯を伝えれば、その時間に合わせて配達をしてくれます。ただし、配達前に電話をしてくれるかどうかは、配達員さん気分次第の所もあるので、必ず電話してもらえるわけではありません(こういうところは台湾っぽい…)。そして、電話を受けても、中国語が出来ないとどうしようもないというもう一つの難点もあります…。
【方法2】
もし配達時に不在であれば、日本同様に不在通知を受け取ることになります。不在通知は、ポストにいれてくれるか、ポストの上に張り付けておいてもらえます。
(※写真は以下のサイトよりお借りしました。https://hikeriisusan.com/post-office-notice/)
(ポストに張り付けてある場合もあります)。
通知書に、「掛號號碼」と書いてあるのが、郵便物管理番号になります。その下には、どこの郵便局に保存してあるかも明記してあるので、指定の時間内に取りに行けばOKです。受取の際には、管理番号を伝えてください。(※写真は以下のサイトよりお借りしました。https://news.housefun.com.tw/news/article/181475140464.html)
なお、受取の際には本人確認をされるので、必ずパスポートや居留証など本人確認が出来る書類を持って行ってください。
いかがでしたか?日本に比べて、郵便物を受け取るハードルが高いと思いますが、それもまた勉強の1つだと思います。がんばってみてくださいね!