台湾では外国人も国民健康保険へ加入することが出来ます。台湾の国民健康保険は世界的にも非常に優れた制度であると評されており、高水準の医療サービスを提供する一方で、被保険者の一部負担金も、かなり安く抑えられています。以下の一部負担金の表からもわかる通りに、風邪などでお医者さんにかかって薬をもらったとしても通常は100~200元程度の支払いで済むことになります。
しかし、加入するには、居留証を取得してから半年が経過しているという条件があるため、渡航1年目は自分で何かしらの保険に加入をしなければなりません。台湾への渡航に関しては、保険加入はワーホリビザを除いては強制ではないため、保険を掛けないという選択肢もありますが、やはりなにかあった時には不安ですよね。
ところが、日本の海外保険は高額なものが多く、例えばAIG留学保険の場合は、半年で12~14万円(年間24~28万円、プランにより異なる)ほどとなっています。確かに保障内容は充実していますが、実際に大事故に合うようなケースはまれで安心を買うには少し高い気がしてしまいます。
そこで、お勧めなのが台湾の民間保険会社の販売している医療保険です。保障内容は日本のものよりは劣りますが、それでも一般的に起こりえる怪我や病気には十分に対応可能です。例えば、コロナに感染してしまい入院をした場合は、最高で29万台湾ドルまで保障がでます。台湾は医療費自体も日本より安いので、仮に保険が効かなくてもこの程度の保険があればカバーすることができます。
そして、保険料は半年で5,000~20,000円程度と、日本に比べてかなり安くなっていますので、これを利用しない手はないですね。
なお、民間保険の加入に際しては居留証を保持していることが必要条件となるので、以下の3ステップに分けて各保険に加入するのがお勧めしています。
渡航後はじめの半年間 | 日本の海外旅行|留学|出張保険に加入をする。 ※居留証がないと台湾の保険には加入できないため、はじめの半年は日本の保険に加入する必要があります。 |
居留証取得後~国民健康保険への加入まで | 台湾の民間保険に加入をする。 ※半年間+@(国民健康保険証が下りるまでの1~2か月)の間。約800台湾ドル(半年間)から加入できます。 |
国民健康保険後 | 国民健康保険のみで十分ですが、より保障を厚くするために別途、台湾の民間保険に加入することもできます。 |
日本の保険に加入すると年間24~28万円かかってしまいますが、この方法を組み合わせることで、年間の保険料を約半額に抑えることが出来ます。少しでも保険料を抑えたい方はぜひご検討ください。
※疾病・事故など発生時の保険金請求サポートに関しては、手続きが煩雑になる場合は、別途、料金が必要になる場合があります。
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