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龍山寺駅の周辺紹介はコチラ
台北MRT駅大分析「龍山寺駅」

皆さん、こんにちは!今日はMRT板南線の「龍山寺駅」を紹介します。龍山寺は、清の時代に生活環境が悪く疫病が流行したため、神のご加護と平安を祈る為に1738年に建てられた台湾で最も歴史あるお寺です。龍山寺周辺は、台北で最も古くから発展したエリアで、台北の下町中の下町です。台北駅や中山駅、双連駅周辺も下町なのですが再開発が進んだため、今、昔ながらの台湾を色濃く残しているのは、この龍山寺と迪化街周辺くらいになってしまいました。どちらも、観光客に人気が高く、台北を訪れたのであれば、一度は行かなければならないスポットとなっています。

 龍山寺周辺に住んでいるのは、主にはずっと昔からこのエリアに住んでいる人たちです。あまり再開発が進んでいないため、家賃も生活費も台北市内の一等地にしてはかなり安いのですが、ローカル色が強すぎて、外国人が住むにはあまり向かないのではと言う声もよく聞かれます。龍山寺に生活の拠点を置くことは、一長一短、賛否両論あるため、実際に自分の目で見て確かめた上で決めていくのが一番お薦めです。この駅紹介では、少しでも龍山寺周辺の様子がわかるように執筆しております。ぜひ皆さまの参考になればと思います。それでは、さっそく、周辺を探索していきましょう!!!駅から徒歩5分圏内のエリアを紹介します!

 

【PAPAGOスタッフのお薦め度ランク♪(★5つが満点です)】

・家賃:★★★★★(台北市街地の中では一番家賃の安いエリア)

・治安:★★(過度な心配は不要だが、昔から台北では治安が悪い場所と言われている)

・食費:★★★★(ローカルフード中心で、コスパのいいお店が多い)

・生活:★★★★(住民の年齢層が高いので若者向けのお店は少ないが便利は便利)

・エンタメ:★★★(さびれている感は否めないが、昔ながらの遊び場がたくさん)

・日本語:★★★(観光地なので、駅周辺は意外と通じる)

・日本食:★(現地の人も観光客も求めないので、日本食はほぼない)

駅をでると大きな広場があります。この日はかなり暑かったため、あまり人がいませんでしたが、朝晩には太極拳を楽しむ人や囲碁に夢中になる人で、にぎわいます。この辺りの住民は年配の方が多く東京で言うと巣鴨といったところです。大阪の天王寺に近い雰囲気もありますね。龍山寺は誰でも気軽に入ることが出来ます。特に入場料も必要ありません。台湾は信仰が深い人も多く、いつ行っても人でごった返しています。ぶらぶらと見ているだけでも楽しいですが、実際に参拝してみるとより感慨深いかもしれませんね。参拝には色々とルールがありますが、ネットで調べれば簡単に情報を得ることが出来ますよ。

龍山寺周辺の物件は築年数が古いものが中心です。修復して今もなお使われている日本統治時代の建物もちらほら見かけます。外観同様に、室内も古い部屋もありますが、外観は昔の台湾を残しつつ、中はリフォームをして現代風な作りしにしている物件も最近は多いようです。ヨーロッパと同じですね。市街地は建替えが進んできてしまっているので、歴史のある建造物は仮に一般住宅だとしても残しておいてほしいものですね。中には新しいタワマンもありますが、他の市内のエリアに比べると相対的に数は少ないです。

お店がぎっしりと並んでいて、欲しいものは何でも揃います。戦前から営業をしている老舗も多いです。路地裏を歩くだけで、まるで昭和にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。台湾も今はチェーン店の力が強く、街を歩けばチェーン店ばかりが目につきますが、龍山寺は個人商店がまだまだ元気です。スーツの仕立て屋さん・駄菓子屋さん・お茶屋さん・八百屋さんなどなど。多くは地元のおじいちゃん、おばあちゃんがやっていますが、いつまでも元気に続けてもらいたいですね。外国人だと分かると色々と話しかけてくれて、台湾人の人情を感じられるのも大きな魅力です。

龍山寺のすぐ隣には「華西街ナイトマーケット」があります。縦横300mくらいの通りにたくさんのお店が並び、屋台も出て、毎晩、熱気にあふれています。台北でも士林ナイトマーケットに続き、2~3番目に大きいナイトマーケットではないでしょうか。売っているものは基本的には他のナイトマーケットとさほど変わりませんが、ヘビやスッポンを使った料理はこの華西街の特色です。昔、この辺りが赤線街だったころの名残が今も残っているものと思われます。マーケットの中には、全聯スーパーもあります。えらいレトロの歯医者さんを見かけたので一枚。

ナイトマーケットの中にはたくさんのマッサージ屋さんがあります。しかも台北最安値で、なんと30200台湾ドルで、気功などを組み合わせた少し凝ったマッサージでも30400台湾ドルと、中山や101のエリアに比べると半額以下の値段でマッサージを楽しむことが出来ます。ナイトマーケット奥に行く方が安くなる傾向があるので、すぐにお店を決めないで、一度一周してからお店を決めるといいでしょう。安かれ悪かれということはなく、施術者を選べば価格以上の効果を得ることが出来ます。
 

雨の日は地下街をぶらぶらするのもお薦めです。駅直結の地下街があり、飲食店・マッサージ店・洋服屋さん・ドラッグストアなどが入っています。

 

皆さん、如何でしたでしょうか?龍山寺周辺の歴史を知るには、「モンガに散る(中国語タイトル:艋舺MONGA)」という映画を見るのをお薦めします。2010年の映画で日本でも公開されています。公式サイトのブログを見つけましたので、参考までに。http://monganichiru.blog86.fc2.com/

この映画を見れば、艋舺(龍山寺周辺のエリアを指す)の発展を知ることが出来ますし、今は随分変わったとは言え、なぜここに住むのはあまりお勧めしたい人が一定数いるのかが良く理解できます。昔の話と割り切る人もいれば、今でもまだ危ないと考える人もいるわけです。皆さんがどう考えるか、それは皆さん次第としか言いようがありませんが、私としては古き台湾を知る意味でもここに住んでみるのは悪くない選択肢だと思います。この記事をみて、龍山寺駅エリアに住みたいと思った方は、↓↓↓コチラの龍山寺駅物件一覧をご覧ください。